ファミコン20周年企画展示会 レベルXに行く

恵比寿にある東京都写真美術館にて行われたレベルXに2004/1/30に行ってきました。
この展示会はファミコン誕生20周年を記念して行われたもので
ファミコンで発売された正規品全ソフトが展示されています。
また、一部のソフトは実際に 試游台にて遊ぶことが出来ました。

私は友人と朝10時に恵比寿駅にて待ち合わせ。
土曜日ということで混雑が予想されたのであらかじめ、早い時間に設定したのでした。

恵比寿といえば恵比寿ガーデ ンプ レイス。
おしゃれな町並みが続いていますが、私は行くのは初めて(まぁ、無縁ですからねぇ)

駅からは恵比寿ガーデンプレ イス までは動く歩道がずっと続いているので簡単にわかります。
私でもすぐわかりましたよ。

会場に着くとまだ開門して10分ぐらいしか経っていないの にすでにお客さんが結構います。
そして試游台は既に埋まって いる 状態。

会場は結構狭いのですが、 ショー ウィンドゥに並んだファミコンソフトの山は圧巻!
いやぁ、結構自分知っている ソフ トが多い事を改めて実感。ファミっ子だったんだなぁ・・・
友人とこれ遊んだ!とかこれ はク リアできなかった!とか色々と話が弾みます。
やっぱりファミコンは小学生 時代 に丁度遊んでいたので、思いいれが深いですね。

せっかく来たのだから、 ちょっと は遊ぼう!ということで、まず空いていたのがドラクエ。
初代は、今やって見るとかな り不 親切な部分が多いですよね。
話すのにいちいち方向を決め ない といけないし。
コマンドとかも、かなりおや?ってのが多いし(扉とかね)
最近ではリメイクされて初代とか遊べるけど、インターフェイスはすべて今風になってます。
この話す方向とかはFCだけですからねぇ・・・
で、普通にドラクエをやるとレベル1からスタートです。
会場でやるのに、レベル1からでは到底終わることは出来ません。
でも、ドラクエ1はいろんな面白パスワードを使うことによって最初から高レベルで遊べるのです。
今回使ったのは「ほりいゆうじえにつくすどらごくえすとだよ」を使いました。
個人的には「ふるいけやかわずとびこむみずのおとばしや」の方がすきなんですけどねぇ

そして、見事に竜王を倒し、EDを堪能しました。
今やってみても、かなり覚えているもので、懐かしいなぁってほんと思います。

続いて、やってみたのはスペランカー
これもFCの中でかなり思いいれが深いソフト
超貧弱主人公を操作しての地底探検は、会場のコントローラーがふにゃふにゃボタンだったこともあり
かなりスリル満点です。久々だったので3つ目の扉を開けた先、大きなツボで滝を行くところまでしか
進むことが出来なかったのですが、それでも後ろにはギャラリーが・・・
できれば一周クリアぐらいはしたかった。

会場にはFCだけでなく他機種も展示されていて、家庭用ゲームの歴史を勉強することができます。
自分の場合は、ほとんどの機種を持っているからそんなに目新しさはないんですけど
結構みなさん知らないんですねぇ・・・VBとかをまじまじと見ているのが印象的でした
あとPC−FXとかもあまり知られてないんですね。

FCの展示会で改めて思ったのは、ゲームって画面が綺麗とか音がいいとか
そういうのはあくまで補助であって主ではない。
一番大事なのは、根幹に流れる製作者の熱き思い
そして、あっと驚くアイデアと表現方法
難しいからいいゲームではない、シンプルでも面白いのは沢山ある
いろんな余計な部分ばかり気にして、ゲームの楽しさの本質を見極める目が曇ってるのかも。
昔、FCで遊んでいた頃って、余計なこと全然気にしないで
純粋に面白いか、つまらないか、そこだけを見て楽しんでいましたよね。
情報量が多い最近のゲームに面白いのが意外とないのって
芯がしっかりしていないからなのかなぁ・・・って改めて思いました。

最近GBA用ファミコンミニが発売されてとてもよく売れました。
これって、懐かしさだけで売れたのでしょうか?
いいえ、懐かしいだけでなく、ゲームとしてみて、今遊んでも十分楽しいと思うからこそ
皆さん買うんですよね?
本当に面白いゲームって、いつ遊んでも楽しいものですから・・・