スーパーファミコン


いまではすっかり32ビット機に押されて
影が薄くなったけど
ローソンでの書き換えなど、まだまだがんばっている。
なんだかんだで息の長い機械だよなぁ・・・

それではスーファミについて
いろいろ書いていきましょう。

スーファミのソフトって
ずいぶんと安くなってきたけど
今こそ買い時だと思っているの
私だけ・・・?


目次

ザ・ファイヤーマン
マッスルボマー
サイコドリーム
スーパーファミコンウォーズ(ニンテンドウパワー)
サイバリオン
アクトレイザー
ファイナルファイト2
コスモギャングス・ザ・ビデオ
キャラバンシューティングコレクション
スーパーピンボール・ビハインド・ザ・マスク
アクスレイ


ヒューマンがSFCで発売していたパニックシリーズの第2弾。
このパニックシリーズはどれもこれも各雑誌等で絶賛されていたが
なぜかこのファイヤーマンだけは、お店で安く売っているソフトである。
私も値段に惹かれて買ったが、はっきり言ってすばらしい出来でした。

高層ビル火災で自ら消火タンクを背負いビルの中につっこみ
逃げ遅れた人々を探しながら、消火をしていくのだが
消しても消しても、燃え上がってくる炎に、いらだちつつムキになって
消火してしまいます。
別に消化率とか問われないゲームなのに、なぜか全部消化しないと気がすまない
やっぱり、遊んでいる最中は完全に消防士になってるんだなぁって思います。

また、途中で逃げ送れた人を救助することもあります。
これがまた、いろいろドラマがあっていいんですよ。
詳しく書くとネタばれですから書きませんけど、結構細かいストーリーですね。
また、バックドラフトなども再現されてるので意外と緻密にできています。

途中で無線も入り、ますますドラマチックに盛り上げていき
最後に消火終了したときには、言い様のない満足感でいっぱいでした。

映画バックドラフトのパクリといってしまえばそれまでですが
安く売られている今こそ、ぜひとも遊んで欲しい一本です。
980円でこの内容なら、私は満足だな・・・

PSで続編のファイヤーマン2が発売されてるはずなんだが、いまだに売っている所を見たことが無い。
ほんとに発売されてるのかなぁ?あったら欲しいんだけどね。


これは業務用からの移植のプロレスゲームです。
カプコンがスト2以外での新たなシリーズとして発売したプロレスゲームで
キャラクターデザインに原哲夫氏を起用するなど、
カプコンとしても気合いの入った一本です。

そして、ACから移植になるこのSFC版ですが、これがまたよくできているんです。
カットされた技はほとんどなく、キャラクターも完全移植
登場シーンがちょっと短いだけで、後は不満点が見つかりません。
マルチターミナル5を買ってくれば、最大4人までのバトルロイヤルも可能
プロレスゲームとしてよくできた一本です。
キャラクターバランスの悪さまで完全移植だから
AC同様、アストロの異様な強さとか、ハガーのダメージのでかさなんてのも
しっかり移植されています。

ACでは難易度やゲームバランスを修正したマッスルボマーDuoが発売されますが
できれば、こちらを移植してくれれば、さらによかったですね。
連打系プロレスゲームなので、連射パッド必須ですが
プロレス(特にアメリカンスタイル)が好きな方にお勧めします。
ソフト発売時、友人とよくボマっていたなぁ・・・


日本テレネットが発売した横スクロールアクションゲームです。
これといって、ゲームシステムには変わったところはありません。
ひたすら進んでいって、最後にいるボスを倒すというごくごく普通のアクションゲームです。

では、何故ここで取り上げるかというと、ストーリーの特異性からです。
このゲームを語る上で、外せない言葉をいくつか書いていきます。
Dムービー・・・ソフトとして与えられる映画的な枠組みの中に入り込み
         夢を見るよりも自由にその世界を楽しむことが出来る物。
シンカー・・・Dムービーにはまり、現実世界に帰って来れなくなった人々
公安4課・・・シンカーを現実に戻すために活動する人々

このゲームの目的は、主人公(公安4課の人間)を操作して、
Dムービー(廃都物語)からシンカーを救出することなのです。
だから、ゲームカセットを差し込み、電源をつけるとサイコドリームのタイトルがでますが
そこでゲームを始めると、一転して廃都物語のオープニングとともに廃都物語が始まるのです。
荒廃した近未来の東京を舞台に、異系生物と闘っていくその世界は、
まさしく幻想と狂気に満ちています。
そんな破綻した近未来の雰囲気がこのゲームの最大の魅力でしょう。

肝心のアクションは、操作性がいまいちで、手直しが必要だと思います
ストーリーや世界観などが魅力的なだけにとても残念です。実に惜しい一本といっておきましょう。

ちなみに、説明書は操作説明とアイテム解説まで読んだら、さっさとゲームを始めましょう。
説明書の一番最後にエピローグが書いてあるのです。
できれば、後日談はゲームをクリアしてから読んで欲しいですね。
そして、ゲーム中もただアクションを進めていくのではなく、
背景など細かいところを見ながら進めていってください
特にラスボスのシチュエーションはシンカーの気持ち(寂しさや孤独感)が
ひしひしと感じられてお気に入りの場面です。
ケースは真っ白な箱で、まさかこんな内容だとは、遊んでみるまでわからなかった・・・


これを書いている現在(99年4月)ローソンなどでSFCの書き換えサービスが行われています。
どれだけ利用者があるのか疑問ですが、この書き換えサービスの中に書き換え専用ソフトがあるのです。
今回紹介するスーパーファミコンウォーズもその1本。
元々ファミコンで発売されていたファミコンウォーズはとても良くできた戦略SLGでしたが(これは後日書きたいと思います)
ファミコンウォーズが発売されてから、続編はなかなか発売されませんでした。
ゲームボーイで何本か発売されていたのですが、すべてハドソン制作のソフトであり
やっぱり開発元が違うと微妙にゲームの雰囲気が違うんですよね。
今回のスーパーファミコンウォーズは純粋な続編としてやっと発売されました。

ファミコンウォーズからの変更点ですが、兵器の威力バランス調整
新兵器の追加、新マップの追加、索敵機能の追加、4人対戦の実現、4人対戦時の同盟関係の設定、COM思考時間の短縮など
あげればきりがありません。それぐらい再調整されて発売されました。
グラフィックはいままでのほのぼの路線を継承、あくまでも初心者から楽しめるソフトという位置づけは変わってません。

この変更点の中で一番大きかったのは、兵器の威力バランスの再調整
これにより、FC版では使えた戦略が使えなかったりと、FC版と同じマップでももう一度戦略の再構築をしなければならないです。
更に、自分の国がどこかによって、戦略も変わってくるし、同じマップでも、何回も遊べます。

マップは、FC版であった16マップに新たな16マップを追加
更に4人対戦用マップを16マップと、結構な量になっています。
しかも、国を変えて遊べば、何度でも遊べるし、書き換え3000円は安いと思いますね。
戦略SLGが好きな人、FC版が好きな人、どちらにも絶対お勧めの一本です。
FC版を知っていると、音楽とかでニヤリとできますね、FC版のアレンジになっています。
これも良い曲ですよ、グリーン軍の曲(標準設定の時)がお気に入り!!


サイバリオンは元々業務用でタイトーから発売されたアクションゲームです。
主人公の竜を操り、迷路を脱出し、ボスを倒す。
操作方法がトラックボールだったり自分の体の色がそのまま体力表示だったり
エンディングの数がとても多かったりと様々な意味で画期的なゲームでした。

そのサイバリオンがSFCに移植されたのですが、ゲーム画面を見る限りなかなかの出来
更にマルチEDなども再現されているし、トラックボールの操作性をコントローラーに置き換える作業も
これまた無難にこなし、業務用の移植にしては頑張っているじゃん!!と思いました。
しかし!!そんなこのゲームにとんでもない落とし穴が待っていようとは・・・

タイトーのゲームは全てタイトーサウンドチームZUNTATAが作曲しています。
一貫したポリシーを持ち。退廃的サウンドでとてもファンの多いサウンドチームです。
このサイバリオンも今までのサウンド同様渋くまとめて私はとても好きでした(CD買ったしね)
さぁて、SFC版で遊んで久々にあのサウンドを聴くかなと思ったとき
箱には「作曲すぎやまこういち」の文字が・・・
そうです、あのドラクエなどで有名なすぎやまこういちがサイバリオン移植に際しサウンドを担当
全てまったく新しい音楽になっていたんですねぇ
実際に遊んでみると、まったく新しい音楽が流れてきます。
すぎやまこういちらしく、無難にまとめたその音楽は決して悪くはありません。
しかし、やっぱり何かが違うんですよ。何かが!!!!!

私は、このSFC版を遊んで叫びましたね「これはサイバリオンじゃねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

移植はタイトーではなく、別の会社が担当したのですが
たぶんただ移植するだけでは話題性がないから、すぎやまこういちなら名前も知られているし
十分売りになるから、そうしようという話になったと思うんですけど
はっきり言って、失敗ですよこれは。
せめて原曲モードとアレンジモードという2種類を用意してくれれば問題はなかったのですが
というわけで、サイバリオンでありながらサイバリオンではあらずという非常に残念なソフトでした。

ちなみに私の周りではこのゲームのことを「サイバーセクション」と呼びます(マジ!!)
由来はわかりますよねぇ・・・ニヤリ


スーファミ本体発売とほぼ同時期にでた、秀作アクションゲームです。
まあ、スーファミユーザーなら誰しも一度は遊んだことがあるのではないでしょうか?
作りすぎたのか知らないけどすぐに暴落してしまって、安くたたき売られていたけど
個人的にはすごく好き、ということで今回はアクトレイザーを紹介しましょう。

アクトレイザーはアクションパートとシミュレーションパートに分かれています。
アクションパートでは、横スクロールのジャンプアクションという無難なシステムで
剣と魔法を駆使して敵に戦っていきます。
このアクションパートが結構難しく、しっかりとしたパターンを作らないとボスに勝つことは難しいでしょう。
このパターンづくりが結構楽しく、完全に敵の動きを見切ってノーミスで倒したときはそりゃぁうれしいですよ。
最近ではこういったパターンを作るといった作業をすることがすくなくなりましたね。
これはこれでかなり楽しいんだけどなぁ・・・開発者との戦いって感じがして好きですね。

さて、シミュレーションパートですが、これは人間の生活をサポートしてどんどん町を発展させるというもの。
悪魔からの妨害を天使を操作して防いであげたり、神の奇跡でいろいろと人々を助けてあげるのです。
ここで、様々なドラマがあります。各町ごとに人間模様があり様々な出来事があるのです。
まあ、シミュレーションとしてみた場合、決して出来がいいとはいえませんが
そこに住む人間の生き様とかが見れて結構楽しいです。
アクションパートと比較して、こちらの難易度が低いのもドラマに中心を置いているからでしょう。
人々の気持ち、行動、そして神への信仰などを話を味わってほしいという作者の考えがあるからだと思います。

アクトレイザーで忘れてならないのはその音楽。
スーファミの音源を使いこなしたその音楽は、発売してすぐに話題になりCDにもなりました。
今聞いても名曲の数々、これはマジでおすすめです。アレンジバージョンもあるけどオリジナルを聞いてほしいなぁ
スーファミ初期にこんな音を出していたのかと感心しますよ。

アクションパートが難易度高めなので大変ではありますが、是非ともエンディングを見てほしいです。
ネタバレなので書きませんが、ちょっと切ないエンディングですよ。
自分をサポートしてくれる天使の言葉を一つ一つかみしめていただきたい。
いいこといってるんだな、これが!!

今なら絶対に安く手に入るこの作品、買っておいても損ではないと思います。私のお薦めの作品です。


今回は格闘アクションの紹介です。
このジャンルは、なんと言ってもカプコンの十八番!!どの作品も出来がいいのですが
そんな中、SFC専用に作られたファイナルファイト2を紹介します。

ファイナルファイトといえば、ACで大ヒットした格闘アクションの名作!
最初ストリートファイター89なんて仮タイトルがついていましたね。
ガイ、コーディ、ハガーの3人はこのゲームから生まれました。
第1作はSFCに移植されているので、遊んでみるのもいいでしょう。
ただ、この時はガイがカットされていたため、後からファイナルファイト・ガイのタイトルで
ガイバージョンなんてのも制作されましたね。

そのファイナルファイトの続編になるのがファイナルファイト2です。
これは最初からSFC用として作られた物で全くのオリジナルです。
でも、ファイナルファイトって続編が作られてないんですよね。
だから、この作品しか続きを遊べないというわけ。なのでファンならこの作品を遊びましょう。

さて、このゲームですが続編になってはいるものの、キャラはハガー以外すべて新キャラ
ガイの婚約者レナの妹、源柳済マキとハガーに居候しているカルロス宮本の2人
敵は完全に新キャラになっています。
話では繋がっていても、説明書で詳しく書いてあるし、いきなりこちらをやっても問題ないでしょう。
どうせ全部新キャラになっているんですからね。

ゲームのシステムは全く一緒です。
格闘アクションの基本を押さえた形で、とにかく敵を倒せばクリア!
ワラワラとやってくる敵をバッタバッタとなぎ倒して、敵集団マッドギアを壊滅させましょう。

格闘アクションの醍醐味といえば、簡単な操作(大抵攻撃ボタン連打)で大量の敵を倒せる爽快感
これにつきると思います。
左右からやってくる敵を、殴り、投げ飛ばし、そして武器で倒す。
このシンプルさが最大の売りだと思います。
でも、最初は大量にやってくる敵に一方的に殴られまくるのがオチ
コツ(敵を投げて一方向にまとめるとか)がわからないとなかなか倒せない物なのです。
このゲームでは、敵は画面上に最大3人までしか登場しません。
ハードの性能上これが限界だったのでしょう。
でも、この結果格闘アクションの練習にはもってこいの作品になりました。
このゲームで格闘アクションのコツを押さえ、そして他のゲームにもチャレンジしてみる
そんな形で遊んでみるのもいいのでは?
なあんだ、3人しか出ないんだと思っていても
キャラの組み合わせによってはかなり嫌らしい攻撃もしてきます。
このゲームがクリアできるようになったら、他の格闘アクションもチャレンジしてみましょう!!

よくこのゲームの事で、EDが短いなんて聞かれますが
実はこのゲーム、マルチエンディングになっています。
難易度によって、EDが変わってゆくんですね。
一番難易度が高いエキスパートでクリアすると一番長いEDを見ることができます。
エキスパートになっても敵の数は1画面最大3人と変わらずなので
頑張ってクリアしてみて下さい。

なんだかんだいっても、私はこういうタイプのゲームが好きです。
やっぱり単純なのは面白いですよ。


今回はコスモギャングス・ザ・ビデオを紹介します。
このゲームを紹介する前にどうしてもふれなければならない作品があります。
それが、エレメカで発売されたコスモギャングスシリーズです。

エレメカの事を知らない人のために簡単に説明しますと
エレメカとは、機械仕掛けでTV画面などをあまり使わない物とでもいいましょうか
モグラたたきや最近ならUFOキャッチャーなどもこれにあたりますね。
それに、お金を入れて数分間その場でウインウイン動く車の乗り物もエレメカになりますね。
そのエレメカでコスモギャングスは誕生しました。
エレメカのコスモギャングスはエレメカとしては大型の機械でガンSTGでした。
宇宙盗賊コスモギャングスがコンテナを狙っている!
プレイヤーはコスモポリスになり、コスモギャングスからコンテナを守り抜け!
コスモギャングスはボスと子分が5人居ます。
ボスは円盤の上で指令を出すだけで、実際にコンテナを狙うのは子分の5人だけです。
子分は、口の中に弱点があり、そこに撃ち込むと筐体の一番奥に追いやることが出来ます。
そして、一番手前に並んでいるコンテナを最後まで守り抜けばいいのです。
子分を撃てないと、一番手前までやってきてコンテナを引っぱり出し、一番奥まで持って行かれたら負け。
ルールとしては実に簡単ですね。
最後まで守り抜くとコスモギャングスがマケマケダンスをするなど、芸も細かくこのエレメカは大人気でした。
結構数多く出荷されたので見たことある方も多いと思いますね。
ちなみに、このシリーズは、コスモポリスアンタッチャ、ドドンガドンと続いていきます。

エレメカで人気の出たコスモギャングスが今度はTVゲームになってきました。
今回も簡単操作で長く遊べる固定画面STGです。
ルールは簡単、自機を操作して、画面上すべての敵を倒せばOK!
自機は左右しか動くことが出来ないので、注意が必要です。
まあ、ぶっちゃけた話し、スペースインベーダーとかギャラガと同じシステムですね。

で、なんで私がこのゲームを勧めるかというと、とにかく面白い!
ゲームバランスがかなりよく取られているんですよ。
ステージも全32面とかなり長く、やりごたえも十分。
1面1面はそんなに時間がかからないので、ぽんぽんテンポよくゲームが進んでいくのも
このゲームの印象をよくしていますね。
元々、このゲームはゲーセンからの移植だったのですが、
ゲーセンでは1コインで2人用が出来たり(機数は2人で共用というシステムだった)と
良心的な設定だったりしたんですよ。
ほかにも画面端で更に端に機体を押しつけると、機体が潰れて一瞬判定が小さくなったり
2人用で、片方の機体がもう片方の機体に弾を撃ち込むと打たれたほうの機体から散弾砲が撃たれたりと
かなりお遊び要素が多いですね。
実は接待用としても楽しめるこのゲーム。ある程度STGの出来る友達同士でやると
盛り上がること確実!協力プレイがとても楽しいゲームであります。

最後に、このゲームでは途中でボーナスステージがあります。
なんと、最初のボーナスステージはエレメカ版のコスモギャングスと雰囲気が一緒なんです。
曲も似たような物だし、画面もなんとなく似ているし、コンテナ守るのも一緒
エレメカ版コスモギャングスを知っているとニヤリとできますよ。


あなたは、1つのゲームにどれだけ熱くなれますか?
これだけは、誰にも負けないというほどやりこんだゲームはありますか?

今では大量のゲームが出ては消えて、また出ては消えて
まるで消耗品の用にどんどん消費されていきます。

しかし、昔はゲームも少なく、又値段も高かったので、一つのゲームをやりこんでいました。
そんなやりこみを後押ししたのがキャラバンだったと思います。

キャラバンとは毎年ハドソンが行っていた全国大会の事。
その年その年で課題となるゲームが発売され、予選は2分間のスコアアタック
本線は5分間のスコアアタックで順位が決まりました。
そして進行を勤めた高橋名人は、子供から神のようにあがめられ
また、16連射の必殺技で攻略をしていたのもこのころ

そんな暑い夏を思い出すソフトが、今回紹介するキャラバンシューティングコレクションです。
このソフトには第1回から3回のキャラバン用ソフトである
スターフォース・スターソルジャー・へクター87が1つのソフトに収録されています。

移植に関して特に変更点はなく、FC版を完全移植しています。
ですから、1本で3本分とお得ではありますね。

まずスターフォースですが、元々テーカン(現テクモ)の発売したAC版の移植です。
FCにしては、なかなかの移植度を見せていて、やったことある人間も多いのではないでしょうか?
数々の隠しフューチャーも話題になりました。

続いて翌年に発売されたスターソルジャーが大ヒット!
16連射という言葉もこのゲームから生まれたと言っても過言ではありません。
表16裏16の全32ステージに隠しが沢山!
スコアアタックの楽しさを存分に楽しませてくれます。
また、パターン作成もこのゲームから本格的に行われ、攻略熱が高くなっていきましたよね。

スターフォースにしても、スターソルジャーにしても、残念なのはタイムアタックモードが無いこと。
せっかく発売するのなら、キャラバン専用バージョンもつけて発売して欲しかった。

最後にへクター87ですが、これは逆に懲りすぎてつまらなくなってしまいました。
あまりにも、いろんな隠しとか入れすぎて、覚えきれずパンクしそう。
しかもステージも縦横と交互に進んでいくのでまとまりもなく
どうにもこうにもバラバラ感の強い、未完成なソフトになってしまいました。
もうちょっと何とかならなかったのかな・・・・
やたら連射を強要するゲームシステムもどうかと思うしね。

昔の子供達が熱狂したゲームの数々
もう一度、昔を思い出して、熱く戦ってみませんか?
戦いは、対戦格闘だけじゃないんですよ。スコアという魔物との終わり無き戦いもあるんです。

あなたも、限界まで、戦ってみませんか・・・・・・・・・


ピンボールは日本ではあまり普及しておりませんが
ゲームのジャンルとして、確固たる地位を築いているジャンルであります。
誰でも、一度は見たことあるのではないかな?

さて、最近はピンボールも全然ゲーセンから見なくなりました。
その理由はメンテナンスの難しさ
専用部品が多く、しかも細かい部分も多くメンテナンスが大変。
しかもそれなりに場所もとるし、ほんと最近は見なくなりました。
でも、TVゲームの世界ではいろんな作品が発売されています。

さて、ピンボールゲームの出来の良し悪しはボールの挙動に尽きます。
実物に近い挙動をしてくれないとやっぱり興ざめしてしまいますね。
こう打ったらこう跳ね返ってきてと考えたとおりに動いてくれないと
爽快感もないし、やっててストレスがたまるだけですから。

さて、今回紹介するこの作品は実際のピンボールに近い作品だと思います。
ピンボールゲームでは、たまにゲームにしか出来ない演出タイプの作品もありますが
この作品はあくまで実機の雰囲気にこだわった一本です。

点数表示などはすべてデジタル記号。
なにかイベントが起きるときには電光掲示板表示。
実際にありそうな筐体デザインを使用。

このように実にリアルにこだわった作品だといえます。
また、説明書にはピンボールテクニックが詳しく紹介されていたり
各種イベントの起こし方などもしっかり説明されていますので
ピンボール初心者でも、説明書をしっかり読んでから遊べば問題なし!
十分ピンボールの醍醐味を堪能できます。
SFCの処理の関係からマルチボール時の球数が3つとちょっと少ないですが
それでも、十分面白いですよ。

これを作ったのはKazeというメーカーです。
ここはずっとデジタルピンボールにこだわって作っている会社で
SSやPSでもピンボール作品を出していますので、そちらもよかったらチェックしてみてください。
この作品から、だんだんとよりリアルになっていくのがわかりますよ。


随分SFCも安くソフトが買える様になって来ましたねぇ。
中古でかなり安くソフトを買うことが出来ます。
今回紹介するアクスレイもそんなソフトの一つになります。

アクスレイは簡単に言えば、2D&3DSTGということが出来ます。
2Dは横スクロールの普通なSTGなんですけど
3Dは擬似3Dとでも言いましょうか、斜め上に行く感じのスクロールになります。
シルフィードなどが同じタイプのスクロールだと思いますね。
2Dと3Dを交互に繰り返してゲームは進行していきます。
同じコナミのA−JAXや沙羅万蛇とかが同じゲームシステムですね。

基本的にはパワーアップ型のSTGでコナミの王道です。
2Dと3Dで、装備はそのまま使っていきますよ。

アクスレイはSFC初期の作品なんですけど
ゲームとしては、そつなくまとまっているゲームですね。
音楽などもかなりいい曲ですし、画面もラスターや回転をバリバリ使っています。

コナミのSTGとしては、マイナーであまり知られていないんですけど
最近中古ショップにいったら、これが安く売っているんです。
でも、このSTGかなり丁寧に作られていて渋い一品です。
値段も安いし、これはかなり狙い目だと思いますね。

難易度でEDが変わるのがちょっとマイナスなんですけど
それを差し引いても十分お勧めな作品です。
中古ショップの店頭在庫の中にあったら狙ってみてください。
2D&3Dの一粒で2度美味しいソフトになっていますから・・・