どちらも中身としては一緒です。
セガが携帯用ゲーム機として発売したこの2機種
カラー液晶を採用して
結構綺麗な画面ではありましたが
本体が思ったより大きめなのと
電池が単三六本で2時間なのが災いして
全然売れませんでした。
ただ、オプションのTVチューナーを使うことで
携帯用液晶テレビにもなり
ゲームボーイより、実用的だったのになぁ
いまでは安く売られているゲームギア
携帯用テレビの代わりに買うのもいいかも
それではゲームギアについて
書いていきましょう。
目次
ソニック・ザ・ヘッジホッグ
ギャラガ91
ラスタンサーガ
スペースハリヤー
コカコーラ・キッド
対戦麻雀 好牌
シャダムクルセイダー
野茂英雄のワールドシリーズベースボール
私が初めてソニックを遊んだのは、なんとゲームギア版でした。
すでにメガドライブで一躍人気者になっていたソニック
当然のようにゲームギア版も発売されます。
私は、メガドライブではなぜかソニックを買ってなくて(今でもソニックCDしか持っていない)
セガ派にしてはソニックに否定的でした。
そんななかゲームギア版は、安く売られていたので購入。
そして見事にハマる結果となったのです。
ゲームギア版は曲とかは一緒でも本体のスペックの制約のため
ステージはすべてオリジナルで構成されています。
それが適度な長さで、ゲームギアの携帯性ということでもちょうどよく
気軽にソニックで遊べるんですね。
もちろんステージ上に隠されているカオスエメラルドをすべて集めてクリアすると
エンディングがちゃんと変化するし、一応ソニックらしいところはあります。
メガドライブ版のように2時間もかかることなく、気軽にソニックで遊べる。
これがゲームギア版の最大の魅了だと思いますね。
今ではすっかりナムコゲームとして定着したギャラガ
元々ゲームセンターでギャラクシアンが発売され、
その続編として発売されたギャラガが大ヒット。一躍ナムコメジャーゲーの仲間入りとなりました。
スペースインベーダーの派生であるのですが、なんといってもそのゲームスピード。
敵ギャラガ軍団が高速で動き回り、攻撃してくる様はスペースインベーダーとは雲泥の差
さらにキャプチャービームのアイデアを考えた人はすごいですよね。
わざと敵にとらえられ、そして取り返して合体する。
企画者のアイデア勝利とでも言ったところでしょうか。
操作はインベーダーと同じ左右移動とショットのみと
インベーダーにはまった人に、すんなり遊んで貰えるようにと計算して同じにしてます。
この後、ギャプラスを挟んでギャラガ88がでます。
このギャラガ88が、いままでのギャラガに更に革命をもたらします。
それが、ボーナスステージのダンシングステージ
音楽に合わせて、敵キャラが動く様はまさにダンシング
画面も綺麗になって、ギャラガの進化系を見せてくれます。
そして、このギャラガ88をゲームギアに移植したのがギャラガ91
ただし、発売年代が違うから名前が変わってます。
そのためギャラガ88の続編になっていますが、基本的には88と何ら変わりません。
ゲームギアは液晶の関係上、どうしてもスクロールが苦手ですが
その点、ギャラガ91は固定画面STGなんで、あまり気になりません。
ゲームの出来も申し分なく、シンプルですが実に出来のいい作品となっています。
地味ですがいぶし銀の一本と言えますね。現在値段も安くなってるし
1ゲームも短く(電池消耗がすくない)おすすめです。
業務用同名ゲームからの移植です。特にカットされたところもなく
無難な移植となっています。
元々このゲームは、ACの中でもかなり高めで
下手すると、あっと言う間に雑魚キャラにぼこぼこということも・・・
このGG版では、ハードスペック上やっぱりつらいみたいで
雑魚キャラの数がだいぶ減っています、でもそれでちょうどいいのです。
これにより、適度な難易度になり、何とかクリアできるぐらいになってるのです。
大抵簡略化するとダメになるゲームが多いですが
その中でもラスタンサーガはうまく行った方のゲームではないでしょうか。
ラスタンシリーズは何故かマイナー機種にしか移植されないという
かなりアングラ的なシリーズですね。
1はGGにしか移植されていません、ですから遊びたければGGを買いましょう!!
最後に、このゲームの曲は下手すれば雑音とも言うべき
かなり特徴的なキンキン音の曲です。
GGでもがんばってはいますが、やっぱりACで聞いて欲しいなぁ
音楽で幻想と狂気を表現した名曲です(個人的にはそう思っている)
今回は、名作ではないけどなかなかに印象深い一品を書いていきます。
スペースハリヤーと言えば、セガ体感筐体シリーズの名作であり、様々な機種に移植されてきました。
ゲームギアという携帯ゲーム機にも移植されているのです。
正直言って、かなり無茶な移植です。処理能力も大したことないし液晶は残像がついてしまうし
よくもまあ、移植しようと思ったよなぁ・・・なんて考えてしまいます。
このスペースハリヤーはセガマスターシステムからの移植で
ゲームギアの中身がマスターシステムと同じ構成だったために行われたのでしょう。
ですから、ボスもマスターシステム版と同じオリジナルボスのハヤオという物です。
このハヤオというのは、セガの前社長の名前から取っていて
社長をぶち殺すという、ある種セガ社員にはたまらない内容だったのではないでしょうか。
よっぽどセガの前社長って嫌われていたのでしょうね。
マスターシステムからの移植という異例の形で登場したスペースハリヤー
セガハードにはとりあえず移植しておけという、当時のセガの体質がよく現れた一本でした。
ちなみに、このゲームなんだかんだで難易度は高いです。
液晶画面で高速スクロールは辛いよ、何がなんだかわからん時があるからねぇ・・・
ゲーム会社が他の会社とタイアップして、ゲームを出す事はそんなに珍しいことではありません。
特に、セガはタイアップが好きな会社で、いろんな会社とタイアップしてました。
有名なところでは、SSファイティングバイパーズでペプシマンが登場したことを知っている方は多いのではないでしょうか。
そんなセガが、コカコーラと手を組んで発売したのがコカコーラ・キッドです。
ゲームに社名がバッチリ入っていることから、セガとしても、コカコーラにしても
かなり気合いを入れていたのではないでしょうか?
ゲーム内容は横スクロールアクションで、アイテムにコカコーラがあったりゲーム内に看板があったりと
至る所にコカコーラが登場してきます。
更にゲーム的にも結構ハイスピードアクションでスカッとさわやかな印象を大切にしたのでしょう。
ゲーム的にはそんなに冒険せず、結構無難にまとめたこのゲーム。
しかし最大の謎は、何故ゲームギアだけに販売したのでしょうか?
タイアップなら当時メイン機種のメガドライブに、同じ名前のゲームを作って、そちらから攻めた方がよかったのでは?
ゲームギアだけでは、結局マイナーだったため、あっと言う間に消えてしまいましたからねぇ・・・
あと、ゲームギアで高速スクロールはちょっと辛かった。液晶画面に残像が残って見にくいんですよね。
ハイスピードバトルなら、やっぱりメガドライブで発売した方がよかったなぁ・・・・
ということで、タイアップしていながらまったく効果がでなかったこのソフト。
だから、ファイティングバイパーズではペプシと手を組んだのかな?
(でもトップスケーターでは、コカコーラの看板がでかでかとあるから、そんなに仲が悪くなってないのかも)
今回は、個人的に思い出深いソフト、好牌を紹介します。
麻雀といえば、ギャンブルとしても純粋にゲームとしてもとてもよくできた一品ですね。
そして、家庭用にも様々なソフトが発売されています。
そんな中、なぜこのソフトを紹介するかというと私が初めて買った麻雀ソフトだったりするんです。
そんな、個人的思い出深いソフトを紹介しましょう。
私が学生だったころ、修学旅行に行くことになりました。
そこで、私はゲームギアを持っていくことを決意!!何のソフトを持っていくか考えていました。
しかし、私が持っているソフトはその当時マイナーな物が多く、みんなで遊ぶというのには
不適当なソフトがたくさんでした。
そこで、新しく何かソフトを買っていこうと思い、そこで買ったのがこの好牌だったんです。
ゲームギアを持っているのは私だけですから、旅先で誰かが持っていてもすぐに所在地がわかったし
(ゲームボーイを持っている人間は多かったなぁ・・・あれではすぐ無くなるよなぁ)
ゲームギアを持っていて夜麻雀を遊びましたよ。
このとき、私は麻雀を覚えたんですよ。懐かしいなぁ・・・フウ
さて、好牌ですがごくごく普通の2人打ち麻雀です。
ケーブルで2人対戦もできますが、まあ基本的にはCPU相手の麻雀になります。
このCPU戦を全員と戦うと、最後に自分の麻雀に対する採点が表示されます。
この点数というのが、どういう基準で決まるかわからないんですけど、採点はかなり厳しめ。
自分より全然強い人間がやっても結構低めな評価がでたりするんですよ。
たぶん、一発大きいのより、堅実に試合を進めていった方が採点が高くなるんでしょうね。
そして、この採点麻雀のほかにアイテム麻雀もあります。
用はアイテムを使ったいかさま麻雀なんですよ。携帯用ゲーム麻雀でいかさま麻雀ができるのは
結構少ないのではないでしょうか?
とにかくリーチ一発棒とか、牌交換とか、相手の手牌透視とか、なんでもありの豪快麻雀。
普通の麻雀に飽きたら、こちらで遊ぶのもいいのでは?
ゲームギアと言うことで、牌のサイズが小さく最初は見にくいかもしれませんが
カラーということで何とか合格点です。
これで白黒だったらたぶんどの牌かわからないでしょうね。
普通といかさまと一つで2つおいしい、今回はそんな麻雀ソフトでした。
携帯ゲームというとどうしてもお手軽なゲーム中心と考えられがちなのですが
以外と多いのがRPGのたぐい。
1ゲームの時間がかかるので、携帯機には不向きと考えられがちですが
凝った画面処理をしなくても、ストーリーとキャラの成長を楽しめるゲームバランスを持っていれば
携帯機のほうが、RPGに向いていると考えられるんですよ。
最近のRPGってやたら画面ばかり凝っていて内容全くなしのが多いですが
(某四角な会社のなんて正にその典型、そんなのが100万本以上売れてしまうんだから世も末だ)
話が面白ければ十分いいRPGは画面が地味でもできる。
今回はそんなソフトを紹介しましょう。
シャダムクルセイダーはアラビア風な世界を舞台にしたRPGです。
戦闘はコマンド式、画面は特にアニメーションもせず、実に地味な物。
ですが、このゲームの良さはなんと言ってもゲームバランスの良さ
私は、RPGがそんなに好きな方ではなく、ちょっとでもだれる展開になるとすぐに飽きてしまいます。
しかし、シャダムクルセイダーは5章立てで話が展開していきますので
そんなにだれることはありません。
また、シビアな経験値稼ぎをすることなく、ダンジョンなどを探索していく最中に溜まっていったりと
携帯機ということを考慮してか、なかなかにスムーズに進んでいくんですよ。
確かに、画面は地味で特殊エフェクトもなし、話も捻った部分はいっさい無く正に王道をいく物。
でも、こういう普通のRPGって逆に安心して遊べませんか?
遊ぶ方も変に気合いを入れることなく手軽に、しかもしっかり遊べるRPG
こういうゲームって大切ですよ。
今回はこんな定番の良さを持ったゲームの紹介でした。
ゲームやって、変に疲れるゲームって、本当にいいゲームですか?
今回は、かなり古いゲームですが、野球ゲームの紹介です。
タイトルを見ての通り、大リーグを扱った野球ゲームです。
で、野球ゲームでいつも気になるのがデータの鮮度
新しい年になると、必ず新年度対応版なんてのがでて、そのたびに買い直すなんてことも
結構当たり前のように行われてきました。
でも、わざわざ新年のたびに買い直すのってどうもねぇ、なんで後から追加できないのでしょうか?
最近のマシンなら、メモリーに後からDLしてセーブなんて事も出来るはず。
あえてそれを行わないのは、売れるからなんでしょうね。
なんだかんだいって、買ってしまうもんなぁ・・・
で、この野球ゲームのデータは95年のを採用しています。
しかし、そんなことは全く気になりません。
なぜなら、私が大リーグの選手を全然知らないから、データ見てもさっぱり(爆
これが、大リーグマニアならかなり問題なのかもしれないけど
私なんて知らないから全く問題なし!普通の野球ゲームとして十分堪能できましたよ。
肝心の野球ゲームとしてですが、これが結構珍しい物を採用しています。
それは、視点切り替えなんですよ。
通常、打席の画面って1つしかないですよね。
ピッチャーを下に書くか、打者を下に書くかで、ピッチャー視点と打者視点に分かれます。
で、最近は打者を下に書く打者視点のゲームが多いですよね(パワプロとかファミスタなど)
このゲームでは、そんな視点をどっちからでも選ぶことが出来るんですよ!
つまり、自分のやりやすい方を選んでゲームを行うことが出来るというもの。
かなり柔軟なシステムですよね。豪快だと思います。
自分のやりやすいシステムでゲームを行う、この当たり前のことが出来るこのゲーム。
私はおお!すごい!って思いました。
この機能が無い野球ゲームがほとんどですからねぇ・・・